【動画解説あり】羽田空港 国際線 第3ターミナル、タクシープールの入構ルートと乗り場までの並び方ルールの解説 2024年版
2024年4月16日より、第4待機所内の待機方法が変更となりました。
変更内容を反映して解説を刷新しましたのでぜひ活用してください。
読むのが面倒な人は動画解説もありますのでぜひご覧ください(再生時間は3分程度です)
2024年3月1日よりシグナル・パトライトによる促進案内がなくなりました
東京タクシーセンターの定める入構のルールは基本的に国内線とほぼ同じですが4点違いがあります
羽田空港国際線ターミナルタクシー乗り場入構規制
- 末尾制限なし(ナンバープレートと日付を気にする必要はありません)
- 外国人旅客接遇研修終了証(中級以上)の携行
- ”Hospitality Taxi”の掲示板を所定の位置に掲げて入構すること
- 優良タクシーのりばへの入構資格があること
東京タクシーセンター 優良タクシー入構資格及び条件
末尾制限がないことは非常にありがたいことですね。
私は、その日のフライト状況や曜日、タクシープールの混み具合をトータルで判断し国内線と国際線を選んでいます
”4”の優良タクシーについては法人タクシーであれば会社(営業所)単位で取得しているので各自で確認ください。おそらくほとんどの法人タクシーは取得済みと思います
さて課題の2と3ですが、これはもう個々人の判断で取得するかどうか決めてください
「国際線プールには並ばないぜ!」という方は取得不要
しかしこのWebサイトを訪れたあなたは国際線タクシープールに入構し羽田空港からお客様をお乗せしたい!
ですよね!
なので取得必須です。
詳細:東京タクシーセンター
→外国人旅客接遇英語検定
タクシープール 第3待機所入構ルート
アプローチは環状八号線を大鳥居方面より進行し”環八第3ターミナル入口”交差点を
左折
して向かうことが決められています。
到着ロビーでお客様を下ろしてそのまま入構する、等は基本ルール違反となりますので注意してください。
国際線タクシープールは2つのプールに分かれています
- メインプール(正式名称:第3タクシープール)
- サブプール (正式名称:第4タクシープール)
まずはサブプールに入構し順次メインプールへ移動となります
サブプール(第4待機所)入構
サブプールに一台もタクシーが並んでいなくても必ず通過するという決まり
必ず立ち寄ること
第4待機所:国際線サブプール
2第4待機所 並び方略図
2024年4月16日より、第4待機所内の待機方法が変更
第4待機所(サブプール)に入構したら、それぞれ自分が並びたい、予備待機レーンに並びます。ワゴン車両及びECD車両は、今まで混在待機でしたが、単独待機に変更です。
一般UD車両は、予備待機レーンの先に一旦4列に並ぶ必要があります。枠線は無く、マーカーが引かれていますのでそれを目安に並びましょう。
上記略図に赤丸のマークがありますが、この位置にパイロンが立てられて、区分けされています。パイロン間の幅は結構狭いので、ゆっくりと気をつけて進行しましょう。パイロンを倒してしまったら、必ず元に戻しましょうね。
第4待機所の全景を掲載します。イメージ湧きますか?
配車用確認モニターが改善
なんとモニターが新しくなりました。今までは西陽の影響や大雨の時などは、車内から非常に見えづらかったのですが、改善!
モニター側から3列目の車内からでもハッキリと確認することができます。モニターから遠い一般UDレーンにも配慮しての音だと思います。
メインプールへの移動は今までと同じ運用です。
一般UDレーンは、最後尾2列空いたら移動しましょう。基本一列移動です。ECD・ワゴンは各々で確認し、余裕を見てから一台ずつ移動しましょう。
メインプールへ進行
さあ いよいよ サブプールからメインプールへの移動です。
サブプールから出る時、一般車も含めスピードを出して走行する車が多いです。
焦らず騒がず 安全第一で進行
初めての方は若干戸惑います。
”タクシー”
と道路上に書かれたすぐ右がメインプールの入り口です。油断していると通り過ぎます。
メインプール入構
羽田空港第3タクシー待機所(国際線メインプール)の見取り図です
2024年2月1日より神奈川車両の入構がなくなりました。2024年2/1(木)~年6/30(日)試験的運用
2024年2月1日より神奈川車両の待機レーンがなくなりました。その為、神奈川乗り場も東京車両が担当することとなりましたのでお気をつけください。なお2024年6月30日までの試験的運用です。恒久的変更となった場合本サイトも全面刷新します。
詳細は、東京タクシーセンターWebサイトをご確認ください
”羽田空港第3ターミナル神奈川タクシー乗り場一時休止に伴う運用変更について”
羽田空港第3タクシー待機所
1番レーン:神奈川車両・・・現在は神奈川車両レーンは無い
2番〜4番:一般・UDタクシーレーン
5番ー6番:ワゴンタクシーレーン
7番ー8番:英語検定合格者(ECD)レーン(ECD認定章掲示必要)
9番レーン:ハイヤーレーン
入り口側からそれぞれ自車の該当するレーンに右詰めで並びます。
(注意)ワゴンレーン・ECDは2番〜4番のレーンがガラガラでも一般・UDレーンに並ぶことはできません。もし並びたい場合は、あらかじめサブプールで一般・UDレーンに並んで入構する必要があります。
国際線メインプール全景
列移動
列移動は国内線と同様2列移動です。
最前列と2列目が全て空になったら周囲の車両や人に注意しゆっくり移動しましょう。
国内線のようにアナウンスはありません。周辺や目の前の車両を確認して移動してください。
乗り場移動
2024年3月1日よりシグナルとパトライトによる促進案内がなくなりました
乗り場への移動は今までのシグナル・パトライトによるショットガン方式を取りやめ、各自ドライバーによる目視での移動となりました。
また、タクシー乗り場の後方にあったハイヤー待機所とタクシー降り場がなくなり、神奈川乗り場含め列全てが東京車両タクシー乗り場となりました。
東京車両も神奈川県の横浜・川崎・横須賀・三浦方面の定額地域への乗車が発生しますが、当然定額設定はできませんのでご認識ください。今までの認識で横浜方面のお客様をお断りすることの無いように注意しましょう。
また、神奈川タクシー協会のWebサイトでも告知しており、ご利用のお客様にも周知されているようですが念の為、変更されていることはお聞きした方いいかもしれませんね。
告知内容は、国際線の定額利用が無くなり、定額利用する場合は第一、第二ターミナルに移動して、神奈川車両に乗るよう勧めています。しかし、ほとんどのお客様はそこまでの移動をせず、国際線でタクシーに乗ってきます。
よって、ルート含め横浜方面の地理もしっかり覚えましょう。
神奈川タクシー協会の告知内容も参考に読んでおきましょう
パトライトによる案内(2024年新規設置)・・・現在運用停止中
ただし、普段はほとんど起動していませんので通常は、今まで通り◯と×のシグナルにしたがって乗り場に向かってください。
最前列に並んでいて、このパトライトが回転し、スピーカーから合図の音(機械的な音です)がなったら、乗り場に向かってください。
お客さんで溢れ、タクシーが足りていない合図です。
説明がきの拡大写真
シグナルによる案内・・・現在運用停止中
GOシグナル
STOPシグナル
基本的にはこのシグナルの指示に沿って乗り場に向かえば良いのですが、このシグナル結構曖昧な時があり、G Oシグナルで進行したのに乗り場がいっぱいだという現象が結構あります。
2番ー4番レーンからは乗り場も見えやすいので確認しやすいのですがワゴンレーン・ECDレーンからは乗り場が見えにくく、出発して良いのやら迷うところです
対策は
慣れる
のが一番なのです。
と突き放すのも酷いので。
できる対策として
- GOシグナルを2回か3回 発光したことを確認してから進行する
- 先行の車両の行方を追跡しておく
先行(右隣)の車両の色や行灯を覚えておくと良いでしょう
乗り場近くは、
右側にはガラス張り
天井は光沢
ブレーキランプや行灯が反射して見えますので、その動きを確認するなど、工夫すれば対策はできます。
ま、勇足で進行しまって乗り場レーンからはみ出してしまったらハザードランプを点灯させ
待機しましょう(ハザードランプをつけていれば次に並んでいる車両にもまだ入れないよ!というサインにもなります)
外国人旅客接遇英語検定
羽田空港国際線タクシープールに並ぶ方はぜひ取得しておきたいですね
特に令和5年4月17日から英語検定合格者のレーンが拡張されさらに優遇されました。受験条件は外国人旅客接遇研修の上級を修了する必要があります。
また本検定は英語が得意な人(日常使っている人)には特に難しいものではありませんが、私のように普段英語も使わず学生時代以来勉強なんてしていない。という人にとっては、ハードルの高い検定となっております。そんな人は覚悟して勉強し検定に挑みましょう。
検定合格へのコツも当サイトの別記事にて解説しています。
おまけ
国内線同様 国際線メインプールにはレストハウス??があります
トイレ(男女)と喫煙室とジュース・スナック類の自動販売機
私はここでよく顔を洗って次の営業に備えて気分をリフレッシュさせています。
ぜひ活用しましょう
最後までお読みいただき、ありがとうございます。不明点やご意見等ありましたら是非コメントをお寄せください。
また国内線に関する説明もあります
合わせてお読みいただければ幸いです
それでは皆様!
快い接客と安全第一で
おもてなし
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