転職前のタクシードライバーのイメージ
タクシードライバーと聞いて
どの様なイメージがありますか?
- きつい
- 危険
- 稼げない
- タクシーだけはやめとけ!
いきなり申し訳ございません。当ブログ管理者
ロバート・ジョニーロ
です。
私が転職を考えた時に、インターネットでたくさんたくさん調べた結果、どうしても上位に上がってくるワードが、こんな感じでした。なんだか先行き怪しいなあ。と。
また、現役タクシードライバーが、こんなこと言っては、アレですが。。。転職する前までは、タクシードライバーに対して正直あまり良い印象を持っていませんでした。
(過去形ですが現在もあまり変わらないです)
(今はイメージはかなり逆転してきましたが当時の心の赴くまま、記事はこのままにしておきます)
おおよそこんなイメージでした。
- 人間関係に疲れた。
タクシードライバーにでもなって一人のんびりやっていこうかな - 定年間近だし
老後の為にタクシードライバにでも転職しておこうかな。 - 独立して起業したが失敗
借金を返すためにタクシードライバーになりました
すみません
かなり独断と偏見です
いずれも 金銭/生活に困った末の選択肢
夢や希望・やりがいに燃えて!
という選択動機ではないと思います
私自身にそんなイメージはいつ頃からついたのだろうか?
と思い返す
- 映画 タクシードライバー
多分これが決定打だな。。。と思います。
ロバートデニーロ主演
帰還の海兵隊という設定
戦争の後遺症による重度の不眠症のため定職に就くことが出来ず、タクシー会社に就職
闇深いですね.
この映画の公開が1976年
ベトナムとの問題が1975年で終結
その翌年に公開された映画
当時を写す社会風刺的にも描かれた映画だったのではないでしょうか
この時期日本では第一次石油ショックを経て経済が立ち直りかけた頃で
- ロッキード事件
- 第二次ベビーブーム(-1975年)
日本経済は第二の転換期へと突入
(私は生まれていましたが記憶ままならぬ幼少期)
この映画が当時どれほど日本で観られそして影響されたかは知りません
私がこの映画を初めて観たのが大学2年
レンタルビデオ店でバイトをしている時ロバートデニーロの出演作を片っ端から観ていた時に出会った(無料で借りられた)
二十歳頃
田舎で生まれた私はタクシーに乗るなどとはとても高価で特別な人の乗り物と思っていました
全くもって身近ではない乗り物
高嶺の花でした
しかしこの映画を見て衝撃
何でそこまで落ちぶれて行くんだー?
映画(ビデオ)を見てからは街中で見るタクシー運転手を見るたびにこの映画のタクシードライバーの人生を重ねてしまいます
その後卒業を控え工学部在籍の私は御多分に漏れず
工学部出身は技術屋で生きて行く
という誰だかの教えに沿って順調?に技術者として人生を歩んで行きます
勿論新卒でタクシードライバーを選択するという考えは当時では皆無
未来の自分がタクシードライバーになるなどとはこのときは微塵も考えたことがありませんでした
そんなイメージを植え付けたタクシードライバーという映画と共に
- 私がタクシードライバーになろうとしたきっかけ
- 転職 タクシー会社選定
- 採用〜二種免許取得
- タクシードライバーデビュー
を経て得た経験をもとに、未来のタクシードライバーのイメージ向上を目指して、今あるタクシーの現状や思い、願いをブログで発信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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