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【タクシーセンター】ECD 外国人旅客接遇英語検定 一発合格方法

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英会話はおろか、「ハロー」の一言も出さずに、羽田空港第3ターミナルで、外国人さんをお乗せする時に

何も言えずに、ニヤニヤしながら、無口で接客をしていた私が、

東京タクシーセンターの行う

外国人旅客接遇英語検定

に、一発合格した、私が、これから受験を考えている皆様に

一発合格

の方法をお教えいたします。

外国人旅客接遇研修

は受講は終了しましたか。

中級、上級を受講したら最終関門

外国人旅客接遇英語検定

を受験しましょう。

何のために受験し合格する必要があるのか?それは

羽田空港国際線ターミナル 検定合格者の専用レーン(ECDレーン)に並ぶため

営収UPのためです。

もちろん、英会話を通じて、外国人旅行者と円滑なコミュニケーションを取りたい。という目標があります。

が、我々タクシードライバーはお客様を乗っけてナンボ。優先的に早いレーンでお客様を乗せることのできる権利を得られるのであれば、受験しない理由がありません。特に羽田空港国際線ターミナルで営業をしているタクドラさんにとっては、必須検定と言っても過言ではありません

しかし

はっきり言って難しいです。

*日常英会話を難なくこなしている人には簡単です。この記事は役に立ちません

しっかり対策をしてから挑まないと、不合格間違いなしです。単なる研修ではありません。

正真正銘、検定です。

合格の基本は シャドーイング(Shadowing)

英語学習に限らず、どんなことでも

マネること

が、上達の近道です。

 スポーツも、芸術も、文学も、まずはベテランの方法を真似ることが良いとされています。

英会話も同様で、とにかく聞こえてきた会話を、声を出して、追いかけるように発音していくという方法が最善です

この

真似ること=シャドーイング(Shadowing)

は、とても重要なキーワードです。よく覚えておいてください。詳しく後ほど説明します

合格までの最短プロセス ー その1 申し込み

とはいえ、日常会話を全てシャドーイングで習得し、英会話を完璧にこなし、それから検定を受ける。では、1年経ってもなかなか合格とはいきません。

本ブログでは、最短の労力と期間で『外国人旅客接遇英語検定』を合格するという目標を叶えるための指南の記事です。

これを読んで、しっかりと実践すればあなたも必ず一発で『外国人旅客接遇英語検定』に合格します。

*本当にしっかりと実践しなければ、きっと不合格となります。真剣に受け止めてください。

指南1.中級・上級は真剣に受講しよう

中級・上級は研修なので、合否判定はありません。しかし、

外国人旅客接遇英語検定

には、この中級・上級で学んだ内容が盛り込まれてきます。配られたテキストは大事に保管し、勉強に役立てましょう

教材「英語でおもてなし講座」DVDは、ほぼ必須

外国人旅客接遇英語検定』は、ほぼ、このDVDの内容に沿って試験が行われます。

裏を返せば、このDVDの内容を丸暗記すれば、全体の8割はクリアできたと言っても過言ではありません。

上級検定を受けた後に、購入の勧誘があります。必ず入手しましょう。

その場で買えば、割引(約2000円程度安い)です。

上級検定を受けたら可及的速やかに検定を受けよう

これは英語マインドを忘れないうちに受けた方が、合格の確率が上がるということで。

優位性のお話ではありませんが、英語マインドが残っている段階の方が、勉強もスムーズに進みます。

実は、私は上級を受講した後、即、DVDを購入したのですが、検定の申し込みは、1年以上先送り。

すっかりテンションは下がり、英語検定の気持ちは全くと言っていいほど、どこかに行ってしまいました。

「外国人旅客接遇研修 修了者専用レーン」

国内線はおもてなしレーンに並べますし、国際線の入構は可能。

これだけあれば、いいんじゃね?。という気持ちがありました。

(私は担当車両がワゴンなので、ワゴンレーンの恩恵も受けていましたので、さらにその気持ちは深かったです)

でも新型コロナウイルスの制限も解除され、国際線の活用が活発になるにつれ、国際線タクシープールの列も、長蛇の列。ワゴンレーンより検定レーンが空いている日もしばしば。また将来的に、ワゴンレーンだってどうなるかわからないし、やぱり最終関門まで終わらせるべきかな。と考え、受験に気持ちを切り替えました。

そこから気持ちを元に振り戻すのは本当に大変でした。

鉄は熱いうちに打て

合格までの最短プロセス ー その2 意識と準備

申し込みは、個々人において、申し込みを行います。英語研修は会社を経由して申し込みを行うことと違いがありますので注意してください。

申込先→外国人旅客接遇英語検定

毎月1回〜2回行われます。また、希望者多数の場合は抽選になります。私は抽選に三回漏れ四回目の申し込みで受験できました。結構人気です。早め早めの行動が必要です。

受験日の1ヶ月前から勉強はスタートすること

受験申し込み開始日の1っヶ月後がちょうど検定日です。なので申し込みが済んだその日から勉強をスタートさせましょう。(仮に抽選に漏れてしまっても、その熱意を失わないために、続けていくことが肝心です)

検定の評価基準を意識すること

合格の基準はなんなのか?をしっかり理解して勉強していくことが肝心です

タクシーセンターHPでも公表していますのでしっかり確認しておきましょう。


     評価項目
A印象、基本会話力、会話内容
B表情、身だしなみ、姿勢、振舞い
C正しい言い回し、内容の適合性、即応力
D文法力・英語表現力
E流暢さ
F発音、抑揚、強調、リズム
G声の大きさ、聞き取りやすさ
H傾聴力

評価方法

1 挨拶・自己紹介 

2 ロールプレイング
(1)乗車時のルーティンワーク
(2)乗客からの質問等への対応
(3)緊急時、突発事象への対応
(4)降車時のルーティンワーク

合否判定

検定員により評価各8項目について1点から5点までの5段階により評価
40点満点中28点以上で合格
(注意)8項目中に1項目でも1点評価がある場合は28点以上に達していても不合格となります

※ロールプレイングは、外国人旅客接遇研修で使用している教本及び「英語おもてなし講座」DVD、反復練習用CDの内容を基本として行う。



いかがでしょうか。ここまで手の内をさらけ出してくれています。これは、落とすための受験ではなく

合格者数を増やすための受験

ということがよくわかります。

しっかりと取り組みましょう。

えー!こんなに評価項目あるの?と最初は思いますが、一つ一つ分割して冷静に考えれば、対処ができます

1 挨拶・自己紹介 は必ず高得点が取れる

評価項目2つのうち、一つ目はあいさつと自己紹介です。

これは、会話のやり取りが不要で、あらかじめ用意した自己紹介英文をスラスラと声を出して話せるまでに訓練しておけば、必ず高得点が取れます。私は5点満点でした。

自己紹介時間は約1分です。

私の準備方法は、まず日本語で自己紹介文を作成しました。

内容は出身地・居住地・家族構成、趣味や特技、休日の過ごし方など、です。多分自分自身のことであればなんでもOKです。

次に日本語文を、英語に堪能な友人に渡し英訳をお願いしました。(外資系でバリバリ英会話している友人)

え!英語を話せる友人なんていないよ!

大丈夫です。今は強い味方がいます。

Google先生の英訳!

これは本当に優秀です。試しに友人が訳してくれた自己紹介英文と比較してみましたがほとんど一致していました。(友人もすごいんですが)

なので、まずは日本語文を作成して、これをGoogle翻訳にかければ、1の挨拶・自己紹介については準備OKです

評価項目を解析し準備を行う

8項目もあって、なんだか滅入るなあ。と勉強前から参ってしまいます。

でも安心してください。試験当日はたったひとつのことを実行すれば問題ありません。

自信を持って

とにかく笑顔で大きな声で

挨拶と自己紹介とロールプレイングに挑めば全く問題ありません。

     評価項目対策方法
A印象、基本会話力、会話内容とにかく笑顔で大きな声で
B表情、身だしなみ、姿勢、振舞いとにかく笑顔で大きな声で
可能であれば乗務中の制服で
C正しい言い回し、内容の適合性、即応力とにかく笑顔で大きな声で
D文法力・英語表現力とにかく笑顔で大きな声で
E流暢さとにかく笑顔で大きな声で
F発音、抑揚、強調、リズムとにかく笑顔で大きな声で
時に、身振り手振りなど
G声の大きさ、聞き取りやすさとにかく笑顔で大きな声で
H傾聴力とにかく笑顔で大きな声で
相手の目をしっかりと見て

ただし、

自信を持って!

受験当日を迎えるために、1ヶ月前から勉強を行い、不安を自信に変えていきましょう。

勉強時間は毎日少しずつ(1〜2時間)確保しよう

「英語でおもてなし講座」DVDの準備はできましたか?

DVDを観ると、現実があらわになります

johniro
johniro

え!出演しているこのタクシードライバー、超英語うまくね!こんなの無理だよ。

正直、私は参ってしまいました。これは厳しいなあ。参考のDVDの内容が何言っているかさっぱりわからない。

字幕もありテキストもついているのですが、目で追いかけるのが精一杯で、耳に全く入ってきませんでした。

そこで、まずはとにかく耳を英語に慣れさせることを最優先にしました。

最初の1週間は、このDVDを流して、聴いて、口に出して発音してみる。を繰り返しました。

DVDはおよそ1時間弱なので1日二回ほど実行。

よく、聞き流しながら英会話が上達。という商品が出回っていますが、そもそも英語の基礎もない私、そして目標は

英語検定に合格すること!英会話が上達することはその先!

であることを意識して、とにかく毎日(明けの日は帰宅後すぐに)実行しました。

ここで大事なことが

シャドーイング(Shadowing)=とにかく真似をする

ことです。

字幕やテキストを見ないで、とにかく聞こえてきた通りの発音を行います。発音に詰まっても気にしないでどんどんDVDを進めてください。そのうち追いつけるようになります。

DVDテキストの上達を早める方法伝授

簡単なふうに言ってすみません。私はすぐに挫折しました。うまくできる人は、このままDVD教材をそのまま毎日シャドーイング練習をしていきましょう。

私は本当に英語が耳に入ってきませんでした。とにかく英語が流暢すぎて。ここで考えたのが、もうちょっとスピードを落として、シャドーイングできないかな?と

私は、DVDをPCで再生して録音し、スマホに保存して再生プレーヤーで、0.5倍速再生でシャドーイングを行いました。この速度なら、はっきりと聞き取れるようになりました。

徐々にスピードをあげ2週間経つ頃には1倍速でも、聞き取れるようになってきました。不思議なもんですね。勉強嫌いな私が毎日英会話を聴くなんて。

羽田空港で営収あげたい!

気持ちが強かったのでしょう。

もっと踏み込んだ練習方法

PCとスマホをお持ちであれば、もっと効率の良いシャドーイングの学習方法ができます。(この記事を読んでいるということはPCあるいはスマホは持っていますよね。スマホだけでもできます)

ちょっと準備までに手間はかかりますが準備が完了すればとても効果的な学習方法になります

DVDのタクシー乗務中のロールプレイング英会話は途中途中で、解説も入りますので反復練習には少々邪魔だなあ。と思った私は、英会話部分だけを抜き出そうと考えました。(解説内容は重要なので最初のうちはしっかり確認し意識しておきましょう)

方法は、付属のテキスト(これはまんま英会話の内容がテキスト化されている)を、スマホカメラで撮影し電子化して

Google先生に発音してもらう

です。テキストの電子化はスマホで撮影して、テキスト化すればOK

できればPCがあれば操作は簡単ですが、スマホだけでもできます。

Google翻訳に英文を入力、発音マーク(スピーカーマーク)を押せば、流暢な英語が流れてきます。

スピードも、「標準」、「やや遅め」、「遅め」と選択できます。

この方法は、評価方法にある

1.挨拶と自己紹介

(2)乗客からの質問等への対応・・・おすすめ場所や観光地の説明
(3)緊急時、突発事象への対応・・・渋滞等の説明

で、自分なりに英文説明を用意して、練習する時にも役に立ちますので是非とも活用しましょう

特に自己紹介文は参考になる発音がなく困っていましたが、この方法でGoogle先生に発音してもらったものを、毎日シャドーイング練習を行ないました。

ロールプレイング対策

実際の検定時間は5分〜10分以内です。長いと感じるか短いと感じるか。ですが、事前説明を含めると時間としては非常に短いです。

DVD教材の内容は全部出てこないということがわかるかと思います。

ここで用意するのは研修の中級・上級でもらったテキスト。特に上級で使用した、観光地の説明などの部分をしっかりと用意しておきましょう。

説明は自分で考えた内容を話す。ということですが、その場で臨機応変に返せる人なんて、多分この記事を読んでいないでしょう。上級テキストの内容をアレンジして、何パターンか用意し、当日はそれに対する適した会話を出すのが精一杯。私は、東京タワー、東京スカイツリー、浅草、渋谷、皇居の説明を用意して暗記していきました。当日は浅草の話になったので、スラスラと説明することができました。

ここでもGoogle翻訳が役に立ちます。自分なりに説明文を日本語で書き、それを翻訳し、音声を録音して毎日シャドーイングで反復練習を行いました。

とにかく中級・上級で学習した内容(研修当日に講師が大事だと言ったメモ等も重要)を書き出して、毎日練習することです

合格までの最短プロセス ー その3 最終仕上げ

勉強開始から3週間ほどするとDVD教材の内容もスラスラとシャドーイングできるようになってきます。

このあたりから、受験当日をイメージして学習していきます。

以下の順番で、声を出して発音練習をします

  1. 挨拶・自己紹介 ロールプレイング
  2. 乗車時のルーティンワーク 挨拶、トランクの利用有無等、行き先、料金の説明、車内温度?
  3. 乗客からの質問等への対応イメージ(浅草?東京スカイツリー?色々)
  4. 緊急時、突発事象への対応(渋滞の回避の提案?等々)
  5. 降車時のルーティンワーク(精算、現金?カード?レシート渡す)、忘れ物確認、荷物の引き渡し
  6. さよならの挨拶、身振り手振りで

私は実際に立って、身振り手振りも含めて練習をしました。

また、ご家族と同居している方は、少々恥ずかしさを感じるかと思いますが私はそれを逆手に取って練習をしました。

受験することは家族にあらかじめ宣言し、勉強時間にも理解を得ることが合格にも大切な要素です。

この段階にくると、発音にも自信がついてきます。せっかくですからご家族に、一連の流れを聞いてもらいましょう。

とても緊張して、うまく喋ることができず、築き上げてきた自信が、一気に崩れます。

私は、長女(大学1年)に、時間があれば、引き止めて聞いてもらいました。この時、喋る内容のテキストを相手ん渡しておくことが大事です。(自己紹介文も含め)間違えていたところ、発音が違っていたところなどを指摘してもらえば苦手な箇所もわかり、さらなる自信が身につきます。

独り住まいの方などは友人などにお願いして聞いてもらうことをお勧めします。当日の受験のシミュレーションができるかできないかで、自信が大きく変わるはずです

試験当日

1ヶ月反復練習を行ったあなたはもう、自信しかない状態。無双モードです。

が、試験会場の待ち合わせ室に入ると、やっぱり緊張するものです。

心掛けることは、

自信を持って

とにかく笑顔で大きな声で

名前を呼ばれ、受験室の扉を開けたら大きな声で発生しましょう

『ハローーーーー!」

第一印象は大切です。とにかく検定員に負けないくらい、元気な声で挨拶をしましょう。

あとは、指示のある通り、粛々と検定を進めていきます。

最後に退室の時も大きな声で感謝の意を表しましょう。

私は

「サンキューベリーマッチ!、ありがとうございました!」

と大きな声でお辞儀をして、ドアを開け退室しました。

受験を終えて〜おまけ

自分としては言い切った、喋り切った。という感想でした。手応えとしても、良かったと感じていますが合否が来るまでは不安の毎日でした。

約2週間後、自宅に「東京タクシーセンター」より封書が届きました。厚みと重みもあったのでこれはきっと合格だろう。と開封しました。(根拠はありません。手続き書類とか入っているのだろうなあ。と想像しただけです)

「合格」

嬉しかったですね。

合格の証書(カード)とECD認定章は、ご自身で直接タクシーセンターに伺い、交付となります。

おまけ:外国人旅客接遇英語検定を受けて

最初は羽田空港で稼ぎたい。という気持ちのみで受験しましたが、受験の前と後では色々と変わったことがありました。(売上は?少しはよくなったかな)

まず、顕著に感じていることは、外国人さんとの英会話(拙い挨拶程度ですが)が自信を持って話しかけられるようになったことです。受験前は、乗り場についても、外国人が並んでいると、目を合わせることもドキドキでしたが、今では、率先して手を挙げて

Are you using a taxi?

とか

do you need a taxi?

と声をかけられるようになりました。

車内でもカタコトの英語で会話をします。相手も私が英語が下手くそであればそれなりに合わせてくれます。

もちろん英語圏ばかりのお客様ではないのでその時はちょっと、難しいですが、英語圏ではないお客様も、一生懸命英語で交わしてくれるので、お互いカタコトの変な英語の会話でとても楽しいです。

受験して大きく変わったことは

もっと、英語を喋りたい。日常会話をスラスラ話して、外国人のお客様とたくさん話したい

という気持ちになりました。

これを機に、英会話をもっと上達させようという意気込みが湧いてきたので

鉄は熱いうちに打て

の気持ちで頑張っていきたいと思います。

ご質問などあればコメント欄か、問い合わせ欄よりお寄せください。

皆様のご意見お待ちしております。

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