東京駅八重洲口 あるいは新幹線口
東京23区でタクシードライバーに従事しているとほぼ避けては通れない降車場です
通常であれば鍛治橋交差点 外堀通りを北上し東京駅前(大丸前付近)の
降車場に進めるルートとなりますね
でも結構『急ぎで!』なんてお客様が多い多い!
急ぎのお客様はほぼ首都高利用を希望します
私は品川区・目黒区・港区方面を主に営業しているので大抵が
首都高2号目黒線(荏原・戸越・目黒・天現寺)あるいは羽田線(芝浦)か乗り入れる
パターンが多いです
しかし夕方のラッシュ時は首都高2号線 目黒付近から都心環状線芝公園あたりまでは
ほぼ渋滞で進まない💦
『首都高使って!!」と鵜呑みにしてそのまま乗って大渋滞!!
結果 新幹線に間に合わなかった。。。では残念な結果ですね
使い慣れたお客様なんかは
『霞が関で降りて内堀から鍛治橋で!』と指定してくれるお客様もいます
私も大体 夕方などではこのルートをお客様にも提案します
(たまに夕方でも
地図で確認
首都高を降りた後の一般道の走行距離は京橋で降りたほうが断然短く早いはず!
なんですが夕方の目黒線〜芝公園(時には銀座あたりまで)の渋滞は半端ないです
その点 一の橋JCTから霞が関(都心環状線外回り)は
十中八九 渋滞の影響は受けませんね
霞が関から内堀通りの渋滞も知れた範囲です
とても使えるルートですね
このルートは夕方 目黒線方面から首都高使って銀座に繰り出す
お客様にも有効です
ぜひ活用しましょう
さて本題の
首都高速に乗ったままお客様降車
これは私がまだタクシー乗務員駆け出しの頃にお客様から指示されたルートです
日曜の朝 ゴルフクラブを担いだお客様
高輪台付近でお乗せし
『大至急 東京駅八重洲口までお願い!首都高使って!』
まだ道もはっきりとわからない頃の私ですが まあ目黒で乗って京橋で良いか?
確認しましたところ
『京橋からの距離が無駄なんだよなあ八重洲口に直結する降り口につけて!』
私の脳内は??!!???
『すみません わたくし そのルートが分かりません!』
するとお客様は優しくアドバイスを
『わかった とりあえず目黒で乗って八重洲線に入って!あとは説明するから』
おお!八重洲線か!プライベートでも仕事でもまず使うことの少ない路線だ
お客様に言われるままに汐留JCTから八重洲線へ
上野方面に行かないようお客様も優しくアドバイス
地下道に入りしばらくすると駐車場入り口が見えてきました
『お!!ここかな』
徐に左に寄せようとするとお客様がすかさず
『この駐車場は入らないでそのまま直進だよ!』
おおお!なんともドキドキ スリリングなドライブだろうか
そして無事 降車場へ
緑の標識に
『乗客降り口』ここからの乗車はできません
とな(笑)
本当にここで降りるためだけにできたスペースなのね
便利な場所を教わったので皆様にも情報を展開 道順の動画をUPしました
無事お客様を下ろした後に残った疑問。。。
あれれ、高速料金がタクシー料金に反映されてないぞ??
そうなんです ETCは首都高を降りるまでは加算されません
つまり首都高速料金はお客様に正規に請求することができないんですよ
なので進んでこのルートをお客様に提案する場合は首都高速料金は
自腹を覚悟で行きましょう
仮にお客様に別途請求するとしても一体いくら請求すればいいのか不明です
一説には都心環状線内回りをもう一度ぐるっと周り芝浦で降りると
安くなる。とか聞きましたが定かではありません
そもそもそんなぐるっと回るなんてタクシー営業中に勿体無い
やはり素直に最初の出口 ”代官町”でサクッと降りて
千代田区内で営業を再開するのが吉でしょう
そしてそもそもこのルートは本当に早いのか?
首都高地下道降車場から新幹線改札口までどのくらい歩くのか?
私は知ろうとは考えていませんので分かりません(笑)
どなたかこの
- 首都高速料金のカラクリご存知の方
- 車を降りた後の八重洲口までのアクセスの有効性
ご存知の方ぜひアドバイスをお願いします
以上
”首都高速に乗ったままお客様降車”
でした
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