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タクシードライバーって不規則な生活習慣になる!とは限らない

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今回のテーマは『タクシードライバーって生活が不規則なんでしょ?』という問いを周辺からよく聞くので タクシードライバーの生活サイクルについて投稿します(主観です)
初めに 不規則か否か?

不規則ではありません(キッパリ)

改めてタクシードライバーの勤務体系を確認してみましょう
各社 早番/遅番と設定がありますが基本的には国土交通省の
定める過程に基づいて労働します
(ここでは日勤 夜勤は含めません)

拘束時間:21時間
休憩時間:3時間

この拘束時間の長さ、そして深夜もビュンビュン走り回る姿を見ると
『いやあ、本当に深夜まで働いて大変だよね!』という印象が残ります
でも実際はみんなしっかり休んでいるんです 明番(明け休)という安息時間帯に

一般的なお勤め人のライフサイクルはおおよそ8時間勤務
拘束時間:8時始業〜17時就業で9時間うち1時間休憩=8時間
通勤時間を1時間とした場合在宅時間は
18時〜7時で11時間在宅

タクシードライバーの場合 例えば13時に出庫とした場合
拘束時間:13時〜翌日10時 21時間(うち休憩3時間以上は必須)=18時間
通勤時間を1時間とした場合在宅時間は
11時〜翌日12時で25時間(この時間帯を明番あるいは明け休みと呼びます)
タクシードライバーの隔日勤務は2日分一気に働く という特殊性があります
単純に2で割ってみましょう
すると

労働時間:18時間/2=9時間
在宅時間:25時間/2=12.5時間

どうですかね?
少々こじつけな感じが否めないですがそんなに変わらないんですね。

そして、タクシードライバーには残業がない!というのが大きな違いです。
一般的に企業に勤めると17時に終業間と共に片付けも既に済んで一目散に帰宅
とはなかなか現実には無いでしょう
(割り切れる人もいると思いますが私はダラダラ仕事していました と言うか仕事抱えすぎてました)
残業代も欲しいし周りの目も気になるから少し働いてから帰ろかな。と考えると
気がつくと19時、20時。あー!もう帰らないと!と、片付けも程々に会社を後にする

対してタクシードライバーは時間が法律で決められているので必ず規定時間に終了です
この21時間というのは営業(乗務)している時間では無く
出庫する点呼を受けた時間から戻ってきて納金(終業点呼)までの時間です

 時間オーバー=ペナルティー 直ちにお咎めはありませんが常習的だと乗務停止の可能性あり
なので納金して洗車したら自宅へまっしぐら
※必ず21時間働く必要があるわけでは無く自分の目標が達成できれば帰っても良い
(ただし各社規定の運転時間や売上げの目標が定められている場合もあるのでそれに従う必要あり)

あとは寝ようが飲もうが遊ぼうが構いません
休日返上の突発仕事もありません
(でもしっかり寝ないと翌日の乗務に悪影響)

しかしながら出勤し翌日帰ってくるので家族から1日おきにいる人
と 思われてしまうのも仕方がないです
また新人から1年くらいはこのサイクルに体を慣れさせることが大変です

いかがでしょうか 働き方が特殊ではありますが決して不規則ではなく
むしろサラリーマンより規則正しい生活サイクルを送ることができます
私はこんな素敵な働き方ができるタクシードライバーをこよなく愛しています
最高です

注意する事としては
この

乗務明けの休みは休みに在らず(と先輩に教わりました)

本来は体を休め翌日の乗務に備えることが目的です
(休暇では無く 明番と呼ばれる所以 明けの日の出番??)
なのでサラリーマンの様に仕事上がりにちょっと一杯=が気がついたら呑んだくれ
目が覚めたらもう出勤時間 というわけには行きません
二日酔いでも取り敢えず這ってでも出社しろ!なんてサラリーマン時代の行動はご法度です


でもその心構えさえあればなんて事は無いです

  • 仕事上がりに軽く一杯でおわらせる
  • 寝る前に走った経路を地図で復習する
  • 英語の勉強を少しする
  • 将来の独立のための準備を少しする

などなど自分時間を確保するには十分な時間が用意されています
サラリーマン時代は残業 終電帰宅でバタンキュー 翌朝出勤時間ギリギリに到着し
仕事に追われるというサイクル

からしたらとても自分時間を確保しやすい職業です

元々人付き合いが好きで無く 人に流されやすい私にとっては都合の良い仕事でありました

 チャンチャン

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